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小説家鈴木輝一郎のはてな日記

公式サイト(http://www.kiichiros.com)のブログ版です

新木伸 『WEB作家でプロになる!』は小説投稿サイトからプロデビューを目指す人の必読本!

新木伸 (著), 三木なずな (著), 作家K (著), 至道流星 (著)

『WEB作家でプロになる!: ①書籍化の方程式 (トークメーカー新書) 』

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『WEB作家でプロになる!: ②パッケで9割の法則 (トークメーカー新書)』

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読了、感想。これは超超超収穫。小説投稿サイトからプロデビューをめざす人は必読の書です。


先に言っておくと、本書は著者が述べているとおり「WEB小説からプロデビューすることを勧誘する書」という立場から書かれているので、小説投稿サイトでのデビューがパラダイスのように書いてありますから、そこは注意。

新人賞でのデビューが完全ではないのと同様、小説投稿サイトでのデビューも完全ではないので。


もっとも、著者の新木さんはデビュー25年とのことで、そこから小説投稿サイトにとびこんだ勇気には頭がさがります。


トークメーカー」という小説投稿サイトのオンライン座談会をまとめた本で、一般の読者というか、小説家志望者からの質問も受け付けているんですが、小説家志望者からの質問が活発なことに驚きました。

ほぼ同じ時期にぼくも「小説の新人賞の受賞はこんなに簡単」というオンライン座談会をやってたんですが、ぼくのところにはほとんど質問らしい質問がこなかった。アクセス数の差から考えても少なすぎたんで、この差は不思議。

──まあ、ぼくは小説家志望者のかたから「納得できません」って反論されたら「納得できなかったら実行しなくていいよ。デビューできないのはぼくじゃないから」って答えちゃうけど、新木さんは真面目にこたえているからなあ。


それにしても「ポイントを上げるために不正があるのでは(別アカウントを作って自分に投票する、ってことらしい)って質問があったのには苦笑しましたな。

そういう具合に「自分の作品が評価されないのは何か不正があるからだ」と思う人は、いつでもどこでもいるもんだ。


新木さん、とにかく包み隠さず話すひとで、本当に勉強になりました。ライトノベルボリュームゾーンが2017年時点で38歳、ってことにはびっくりしました。

鈴木輝一郎小説講座の受講生で、40歳直前でライトノベル作家をめざす人が多いのが不思議だったんですが、ものすげえ納得しました。


ともあれ、新人賞の受賞以外にも才筆がデビューできる選択肢が増えるのはよいこと。

ぼくも同じ時期に同じような企画で新人賞の受賞について書いています。

『小説家になるな!: 小説新人賞の受賞はホントに簡単 (トークメーカー新書) 』

Amazon.co.jp: 小説家になるな!: 小説新人賞の受賞はホントに簡単 (トークメーカー新書) eBook: 鈴木輝一郎, 至道流星, 架神恭介, 泉和良: Kindleストア

小説家志望者のかたはあわせて読んで、新人賞と小説投稿サイトのどちらを選ぶか、考えてみよう。いやまあ、両方やりゃいいんですが。

2017年4月9日午前9時16分記