2017年12月11日(月)午後6時45分薬物依存症リハビリテーションセンター・岐阜ダルクの劇『どん底からの出発』初演でござる
岐阜の劇団のOBのかたが演出を担当してくださったんですが、けっこう本格的な出来になってました。
ひとりの女性が中学校からシンナーにはまり、覚醒剤に依存して、逮捕されて少年院・刑務所と累犯をかさねてもやめられず、ダルクにつながってゆく、ってなストーリー。
脚本の段階でぼくがチェックしたのは「冒頭に『こんな物語をやります』とお客さんに解説しよう」ということぐらい。
演出の先生が週に2回きてくださり、稽古につぐ稽古だったそうだ。
遠山施設長はというと、「舞台みないようにしてるんですー、舞台みてるといろいろ思い出して泣けて泣けて」だって(^_^;)
ストーリーはなんだか波乱にみちているようだけど、実のところダルクにつながる流れとしてはきわめて標準的なケースで、出演者のほとんどが身に覚えがある。徹底的な演技の基本指導のおかげで、出演者の経験が演技とセリフに自然さがでて、迫力あります。「やめたいのに薬がやめられない!」って絶叫するところとかね。
チェック用のビデオを撮って編集しようとしたんだけど、PCを立ち上げたら『ブロックレベルバックアップエンジンサービス』が動作しはじめてCドライブが100%アクティブで使えない。編集は明日。
写真については施設の性格上、顔出し不可ということもけっこうあるので、岐阜ダルクの公式ブログが公開されたらそちらにリンク張ります。