2017年2月25日の鈴木輝一郎小説講座・講座動画の配信を開始しました
小説執筆の基礎教養・これ一冊で三国志がわかる奥山景布子
基礎教養としての読書は必須で、ミステリだとホームズとかクリスティーとか。歴史時代小説だと藤沢周平、司馬遼太郎、吉川英治とか。なぜこれが必要かというと、要するにデビューしたあと、打ち合わせのときに担当者と「あれがこうして」と共通の言葉で話すのに困るから。
そんななか、中国モノの必須教養のひとつとして「三国志」があげられます。
だけど、とにかく大部な本で、登場人物も多い。
「とりあえずコミックで把握してから」と思って横山光輝を読み始めて挫折した人もけっこういるんじゃないでしょうか。
「解説の名手」奥山景布子さんが今回手がけたのは「三国志」。本当に三国志の人物やエピソードのポイント中のポイントを押さえてある。しかもガイドも豊富。
これを読んでから横山光輝「三国志」を読み、それから本書のガイダンスにしたがって読み進めていけばOK、という具合。
本書だけ読んでおけば、北方謙三版や吉川英治版の三国志も怖くない。
見た目は児童書ですが、「孫に買う前に自分で読んで訳知り顔に孫に渡す」ってコンセプトのシリーズなので、もちろんメインの対象は大人。
とにかく、スタンダードな三国志をざっくり知るのに最適。
たいていの書店に置いてあるはずですが、お近くに書店がない場合(『お近くの書店にない場合』ではない)、amazonで。
【ゲスト逸木裕】プロットはどのタイミングで立てるか【鈴木輝一郎小説講座動画ダイジェスト】
プロットをいつ立てるか、どのタイミングで組むか、どのぐらいの比重にするか、とかそんな話。
全国屈指のプロデビュー率・新人賞受賞率を誇る鈴木輝一郎小説講座は受講随時。
インターネット完全対応なので、ブロードバンド環境にあるのなら世界中どこからでも受講でき、いつでも受講できます。受講生の過半は首都圏・大阪・名古屋・九州・新潟・沖縄・アメリカ・ヨーロッパなどの遠距離。
講座については→http://www3.famille.ne.jp/~kiichiro/#Anchor100426
受講受付 電話 0120-670-877 担当・川島 「鈴木輝一郎小説講座を受講します」と申し込んでください。
2017年3月1日(水)、インタビュアー仕事が確定したでござる
篠田節子のエッセイ&対談集『「森の人」が食べるブドウの味』(小石川書館)の新刊のインタビューを八重洲ブックセンターでやることになった。
その連絡関係。
彼女にはちょいちょいうちの講座にノーギャラで講師で出てもらってて(まともにギャラ払ったらどのぐらいになるかぐらいの自覚はある)そのバーターのお礼ってことで。
版元からゲラと写真データが送られてきて、ざっと目通し。これからパワポであれこれ起こしたりするわけだ。
2017年3月1日(水)19時~
定員80名
問い合わせ 八重洲ブックセンター 03-3281-8201
●業務連絡(2017年1月29日日記)
●業務連絡(2017年1月29日日記)
鈴木輝一郎小説講座受講生のみなさんへ
2017年1月28日(土)の講座動画&音声を一斉配信しました。確認してください。
http://www3.famille.ne.jp/~kiichiro/#Anchor100426
鈴木輝一郎小説講座受講生2016年度4人目のデビュー作の予約がはじまりました。
全国の女性薬物依存症者リハビリ施設が減っている。
全国の女性薬物依存症者リハビリ施設が減っている。
先日の岐阜ダルク後援会で出た話。全国のダルクの女性ハウスが2ヶ所閉鎖されたとのこと。
「2ヶ所で大げさな」といわれそうだけど、現在、薬物依存症の女性が入寮して社会復帰する施設は岐阜ダルクを含めて現在8ヶ所。ダルク全体では70ヶ所以上あるのにね。
覚醒剤の受刑者の男女比はおおむね2:1。単純計算してもいまの4倍は必要なんだけど。
いちばんの理由は女性の専任スタッフ不足。継続して断薬するのはとにかく難しいとのこと。女性の依存症者を男性スタッフが指導するのはそれ以上に難しいそうだし。
で、施設長が女性、女性の入寮施設がある岐阜ダルクは、いま満室で入寮希望者を断っている状態だとのこと。
施設の拡充を検討はしているんだが、施設を広げる初期費用の留保はあるものの、施設を広げると固定費がかかる。ところが、薬物依存症リハビリテーションセンターは、その性格上、入寮者数はなかなか安定しない。以前は全員が一斉にリハビリから脱落していなくなったこともある。
入寮者数に頼らない運営ができるようにはしてあるものの、これでは計画がたてにくい。
結局のところ、施設を拡充する場合には、拡充したあと全員が一斉に脱落しても、専任スタッフの給料や家賃・水道光熱費などの固定費が半年ぐらいはまかなえる程度の資金をプールせにゃならん、という話。
薬物依存症は覚醒剤や大麻など、違法薬物ばかりがクローズアップされていて、「自分とは無関係」と思う人がほとんどで関心が低い。寄付金などもうちょっとなんとかならんか、という具合。
薬物依存症リハビリテーションセンター 岐阜ダルク後援会 鈴木輝一郎
NPO岐阜ダルクhttp://www.gifu-darc.org/