小説家鈴木輝一郎のはてな日記

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2018年8月19日(日)奈良・わかつきひかる講座を見学でござる

2018年8月19日(日)奈良・わかつきひかる講座を見学でござる
 
今回の上洛の主目的はこれ。以前から見学する心づもりだったんだけど、ようやく段取りがついたので。
場所は奈良の啓林堂書店奈良店奥のイベントスペース。
朝10時~12時まで。
今回は講義で、「ストーリーの作り方」「企画書の書き方」。詳しい内容はわかつきさんの著作権に属することなのでパスね。
 
人数は十数人。男女比は半々ぐらい。男性は30代~60代ぐらいまで様々。女性は20代から40代。全員がリアル受講生。
講義はワークショップ形式で、とにかく褒めるのがうまいし、雰囲気がなごやか。うちは殺伐というか、ピリピリしているので、見習わなきゃ。
濃い内容で、夢中でノートとりました。
 
講義のあと、近所の中華料理店で生徒さんたちと懇親会。鈴木輝一郎小説講座は、講義後の編集・配信作業があるので、講義終了後は懇親会も何もやらないんで、新鮮というか、懐かしい気分になる。
 
わかつきさんのブログにも書いてあるのでここでも書きますが、わかつきさんの「ハズレ編集者を引きつける運」の強さで盛り上がった。
たしかに編集者にハズレがいないわけではないけれど、全体的に文芸書籍の編集者は有能で、ぼくがハズレにあたったのは30年ちかくやっていても指折り数えられる程度。作家のほうが「人として残念」率のほうがはるかに高い。
編集者運が悪いというか、いろんな意味で引きの強い作家っているわな。
 
それにしても、わかつきさんが自分でレンタルスペースを借りて講座をやっておられることに驚き。
ぼくは教えるのは好きでも嫌いでもない(まあ、仕事ですな。小説講座はカネにはならないけど、自分の勉強にはなる)し、教え方も何年たってもうまくならない。わかつきさんの熱意には頭がさがるばかり。
 
とにかく、勉強になった。どっさりと教材をいただいたので、それをみながら自分の原稿にとりかかるでござる。