小説家鈴木輝一郎のはてな日記

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2018年3月17日みよし市中央図書館で講演『戦国武将と図書館』まとめでござる。

2018年3月17日みよし市中央図書館で講演『戦国武将と図書館』まとめでござる。
きのう、図書館流通センターの仲介でみよし市総合文化センター『サンライブ』内・みよし市中央図書館で歴史講演をやってきました。そのまとめ。
概略はJPGファイルにあるとおり。

テーマは『戦国武将と図書館』。強引なタイトルですが、まあ、なんとかなります。戦国時代には公共図書館がなかったんで、メインテーマを3つに分けた。
「図書館の歴史・図書館は奈良時代からあった」
「戦国武将は読書好き・なぜ読んだ・どんな本を読んだ・どこで読書した」
「書籍はものすげえ高価だった。本1冊で赤穂浪士47人が1年暮らせるぐらいの値段がした」
の3つ。

例により高橋メソッドで、大量のスライドを次々とめくる。今回は90分の講義で310枚のスライド。20秒弱で次のスライドが出る。
文字そのものがでかいのと、1枚あたりのスライドの情報量を絞り込んでいるので、ベタ照明にしても最後列からも見られることを確認。まあ、このスライドづくりがもっとも手間がかかるわけだが、大量にスライドを展開するとお客さんは寝ない。

いちおう定員は100人でしたが、事前にFacebookで告知広告を打とうとしたら「対象人数が少なすぎて広告が成り立ちまえん」とでた。
そこから考えて、来場者は10人から15人ぐらいだろうと踏んでいた。ところがお客さんは当初40人だったのが、当日の駆け込みが20人ほどあり、合計59人。本番直前にキャンセルが出たのがわずか3人。無料イベントは当日出席6割、って法則があるんですけど、驚異的な出席率でありました。
よく集めていただきました。ありがたいことです。

反省点は、ビデオ操作と録音ですな。
講演のとき、いつも自分の反省用のビデオをとる。ただ、今回は操作ミスでビデオが動作していなかった。
これは操作をお願いしていた人が悪いんじゃない。ぼくも何度か同じミスをしているんで、これは間違えて操作してしまうような設計をしたメーカーのミス。
次回の講演までに「操作ミスをしない方法」を何か考えないといけない。

予備のためにICレコーダーで音を録っていたものの、ポケットにいれていたので衣擦れのノイズがひどくてCDでノイズをカットしてもかなり聴きにくい。
次回の講演では、予備のICレコーダーは机に置いてやらなきゃ。

劇的に効果があったのは、鈴木輝一郎小説講座で使っているオークションハンマー。
テーマの区切りごとにハンマーを叩くんだけど、居眠りしかけたお客さんがこの一撃で目を覚ます。
大量のスライドとオークションハンマーの併用で、お客さんの寝落ちはゼロ。まあ、自慢話なわけですが。

ともあれ、こんな具合で図書館講演はクリア。図書館での講演は、何度やっても面白くて楽しいものでござる(^_^)

鈴木輝一郎 by Chromebook

 

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