小説家鈴木輝一郎のはてな日記

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2017年11月28日(火)鈴木輝一郎小説講座でまた生中継ができるようになりそうでござる。

2017年11月28日(火)鈴木輝一郎小説講座でまた生中継ができるようになりそうでござる。

一時期ハングアウトオンエアが使用終了となり、生中継のためのエンコーダが使用できなくなって、しばらくツイキャスを使っていた。

ツイキャス、扱いがとても簡単でありがたいんだが、仕様の関係で30分に1度、再配信作業をしなきゃならない。
まあ、このおかげで作品講評にメリハリがついてだらだらした講義を避けられたけれど、生中継を観ている受講生は30分に1度は中継が中断されるし、こちらも生中継の再配信をちょいちょい忘れる。自分で出演しながら撮影と配信をやってる、ワンオペ講座だからしゃあないんだが。

先日、鈴木輝一郎小説講座ダイジェストチャンネルの登録者が何百人かを突破したご褒美(らしい)として、エンコーダにハングアウトオンエアを使わせてもらえるようになったのが判明した。

で、いま、生中継の設定と動作テスト。
前回はgoogleプラスとハングアウトオンエアとユーチューブを連携して設定しなきゃならなかったけど、今回からはシンプルにYouTubeの設定だけで、ハングアウトオンエアは本当にエンコーダに徹していて、設定が飛躍的にラクになっていた。

設定方法をざっとメモ。これはあらためて整理する。

100人ほどの受講生のうち、岐阜の教室に来るのは数人。
生中継は毎回15人から20人ぐらいが視聴する。残りが録画配信の視聴か音声ファイルのダウンロード。

YouTubeでの生中継が安定すれば、ハングアウトオンエアを使ったテレビ会議式の質疑応答ができるようになるかもしれない(現在、生中継中のメール質問を受け付けているけれど、話すスピードで打鍵できる受講生はほとんどいない)。
そうするとネットを使ったワークショップも可能になる。
とりあえず30分ごとの再配信作業から解放されたぶん、できることは増える。

限られた予算(受講料は1人1ヶ月2500円だ)と貧弱な機材でいかに工夫してリアルタイム講義に近づけてゆくか、という問題はいつもついてまわる。
ただまあ、割となんとかなる。岐阜での講座をはじめたばかりの頃は、音声ファイルをCDに焼いて受講生に郵送していたんだよね。

小説はどこでも誰でも読める。
小説はどこでも誰でも書ける。
それなら「小説はどこでも誰でも学べる」にしよう、ってのが鈴木輝一郎小説講座のもうひとつのコンセプトでもある。育児や介護や入院のベッドの上からでも学べ、生活保護や障害者年金を受給しながら学べる、ちうわけでござる。

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