小説家鈴木輝一郎のはてな日記

公式サイト(http://www.kiichiros.com)のブログ版です

2017年11月12日(日)岐阜ダルクバザーのお手伝いでござる

薬物依存症リハビリテーションセンター・岐阜ダルクのバザーのお手伝い。名古屋のカトリック東山教会。
朝4時半に目覚ましをかけ、シャワー浴びて髭そってハンドル握って岐阜ダルクに朝6時半に着いてダルクの仲間二人をピックアップ。
ちなみに今日は他の仲間はルーテル岐阜教会でバザーに出店。名古屋へゆく車がないので、ぼくが足でござる。

遠山施設長と現地で合流。テントと会場の設営をすませて礼拝(カトリックだからミサですな)に。
カトリックの礼拝は何度か出ているんですが、ルーテル教会とはけっこう勝手が違うので、わりと右往左往します。それにしてもカトリックは信者さんの数が圧倒的に多いのでびっくりしますな。
あと、神父先生の説教がものすげえ短い。いつも説教ではかならず寝落ちするんですけど、眠くなる前に説教が終わった。

11時にバザー開始。
支援者のみなさんから寄付していただいた品を販売する。ぼくはいつもいただきものの本を寄付しているんですが、せっかくなので古い自著も何冊か持ってゆきました。「著者がサインしますよ」ってPOPつき。ちなみに、ちゃんと売れました。この仕事をやって26年、初めて自著が目の前で売れる瞬間に立ち会ったでござる。

バザーの主たる目的は、もちろんバザーの収益をダルクの活動費にすることもあるのですが、それ以上に、
1)ダルクの存在を一般に知っていただくこと
2)ダルクの仲間が「売り子」をやることで社会復帰の訓練をすること
が重要なんだそうだ。

カトリックの教会の催し物に参加するのはこれが初めてで、意外なこともけっこうある。
いちばんびっくりしたのは、バザーで酒を売ってて、教会の中で一杯ひっかけているひとがけっこういたこと。ワインのほかにビールとか酎ハイとか。プロテスタントの教会は、多くの場合、教会の敷地内では禁酒なんで。
カトリックというと厳格なイメージがあるんだけど、ここいらのところはなかなかおおらかでござんした。

あと、ミサのなかで七五三のお祝いをしていたのも意表を突かれました。ルーテル教会の場合だと「こども祝福式」って扱いなんですが。
神父先生が七五三の飴をこどもたちに配ってましたが、あれはどんな飴なんだろう。ちょっと欲しかったでござる。

2時に閉店。撤収作業を手伝い、4時半ぐらいに岐阜ダルク・ステップハウスに帰還。
岐阜ルーテル教会組は4時閉店で撤収作業中とのことで、売れ残った在庫類を倉庫に片付けて帰還。

早起きしたのと、たくさんの人に会ったのと、車の遠出でけっこう疲れたんで、午後8時に就寝。

岐阜ダルク後援会としての仕事、岐阜ダルクができたばかりのころには人手が足らなかったので駐車場係だとかの雑用をけっこうやってたんだが、このところ仲間が増えた。
男性6人、女性6人、専任スタッフ3人、という具合だと、人手は足りている。月に一度の会計監査と、年に5回の会報の編集だけで、めっきりヒマで、ちとさみしいなー、と思っていた矢先のバザーのお手伝い。
けっこう楽しいいちにちでござんした。

 

f:id:kiichiros:20171113164107j:plain